社会

若い女性秘書が大川氏を陰で馬鹿にしたり、呆れたりしている

自己愛性人格障害の視点からの検証(5)激しい落ち込み

激しい落ち込み

④ 自己肯定感や自尊心が高まっているという感覚を、一定の期間維持することができる。

この感覚が自分を支配しているとき、自分が傷ついたという、弱い一面を持っていることにほとんど気付かない。

しかし、誇大的な自己像が傷つけられるような体験をすると、一転して自分はだめだ、価値がない、無能だと感じる。

自分についてもある一つの体験についても、よい面もあれば悪い面もあるといったとらえ方ができない。

(自己愛性人格障害の「臨床像」④)

秘書経験のある何人かの人の話を聞いて、大川氏は「ひどく落ち込むことが少なくなく、その時は実に情けない状態になる」ことを知りました。

そういう姿を見て、若い女性秘書が大川氏を陰で馬鹿にしたり、呆れたりしているという話を聞かされたときは、本当に驚きました。

大川氏はなにか処理しきれない仕事上の問題が起きると、

「エネルギーが急激に減って、もう地上生命が終わるかもしれない」

「体が起き上がることもできない」

と言って、職員の反省を求めることがしばしばありました。

今考えるとこれは心理学で言う「逃避」という「自己防衛のメカニズム」の一種ではないかと思います。

2009年の選挙の時に、このままでは総裁が死んでしまうという悲壮感の中で選挙戦の中断をアナウンスされたことがありましたが、

この時も心の葛藤が体に出たのだと思います。

大川氏はこれを美化してアナウンスしますが、普通の人がうつ状態で起きられなくなるのと変わらないのではないでしょうか。

この内面の弱さが、逆に過剰な攻撃性として吹き出すこともありました。

その事例が講談社フライデー事件です。

この時に大川氏はマスコミによる批判にプライドが大きく傷つき、過剰に攻撃的な反応をしました。

フライデーの記事のどこがどのように間違っているのかという詳しい説明は一切なく、

「魔による攻撃である」

「聖霊を汚す罪は許されない」

として、職員や会員を駆り立てて講談社を攻撃しました。

私は大川氏が

「師が恥ずかしめを受け、攻撃されている時に、自発的に戦おうという弟子がいないのは情けない」

と言う言葉を聞いて、非常に申し訳なく思い、戦いに加わったことを覚えています。

この事件は世間に幸福の科学の異常な攻撃性を印象付け、これ以後の伝道に大幅なブレーキをかけました。

大川氏の見せる攻撃性は、自己愛性人格障害の次のような特徴にも関係があるのかもしれません。

それは次のような特徴です。

「非難に弱い。あるいは非難を全く受け付けない。」

「小さな過ちであれ、欠点を指摘されることは全てを否定されるように思える」

「非難から逃れられないと悟ると、すべてが台無しになった思いに駆られ、ひどく落ち込む。」

「成功を収めていても、少しの悪評でひどく傷つく。」

「非難によって欠点が暴露されることを恐れて引きこもることもある。」

意外にも非難に弱いので、組織を上げて防衛する仕組みを作り上げたのではないでしょうか。

少しの欠点の指摘にも、過剰すぎる反応をして、それが「乱訴」と言われるほどの裁判の多発となって現れているように見えます。

ひどい落ち込みは複数の秘書経験者の証言するところですし、傷つきやすい自我を持っているように見えます。

講談社フラーデー事件の時は、自宅から撤退してホテルを転々としていたのも、一種の引きこもりでしょうか。

ところで、「非難を全く受け付けない」のは、幸福の科学の職員の体質でもあります。

これは官僚体質そのものですが、その根源はやはり教団トップの大川氏に帰すべきなのでしょう。

「誇大的な自己像が傷つけられるような体験をすると、一転して自分はだめだ、価値がない、無能だと感じる」という特徴は、私も何度か経験がありました。

やはり自分の自尊心が非常に高まる経験をした後に、手痛い挫折を経験すると身にこたえます。

講師であれば論文がうまく書けなくなったとき。

本部長や支部長であれば数字の成果が出ず目標達成ができないとき。

そして職員であれば還俗したとき。

さらに会員である自分が還俗後にいろいろ失敗を経験した時も、激しく落ち込みました。

これはすべて「誇大な自己像が傷つく体験」であり、「誇大な自己像」を捨てて、等身大の自分を受け入れれば乗り越えることができます。

なかでも還俗は最も辛い経験でした。

宗教家の道を若い時から一筋に歩んできただけに、還俗はアイデンティティ(自己同一性)の崩壊をもたらしたからです。

還俗直後は、ハローワークにいくことすら苦痛で、さらに小さな失敗が過剰な自信喪失や絶望感につながりました。

こういう時は外から励ましてくれる人がでると、極度に依存的になります。

この状態は、まさしくうつ状態だと思います。

ここからの脱却には、数年間を要しました。

自殺念慮にも苦しみました。

うつ状態では過度に自分をダメだと見る「認知の歪み」が発生しているので、根気強くその修正をする必要がありました。

後に心理学の「認知行動療法」の書籍や「論理療法」の書籍を読んで、後遺症として残っていた「認知の歪み」を修正するのには一定の効果がありました。

「誇大な自己像」に執着していることが、症状を長引かせるので、その点をぜひ知ってほしいと思います。
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